仕様と根拠
読み方
Received の行は経路上のサーバーが、メールを受け取るたびに先頭へ追加します。そのため上のものほど新しく、このツールは逆順にして古い順に並べます(RFC 5321 4.4)。FROM・BY・VIA・WITH・ID・FOR の句を取り出し、最後のセミコロンのあとの日時を RFC 5322 の書式で読んで UTC に直します。
エラーと警告にする条件
セミコロンのあとの日時がない、または読めない場合はエラーです。FROM や BY の句がない場合は、RFC 5321 では必須のため警告にします。ひとつ前のホップより日時が早い逆転も警告で、時計のずれか並びの指定違いを疑う材料になります。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| RFC 5321 Simple Mail Transfer Protocol | 2026年10月28日 | 4.4 節(Trace Information: Received の Stamp・FROM と BY は必須・VIA/WITH/ID/FOR は任意) |
| RFC 5322 Internet Message Format | 2026年10月28日 | 3.3 節(日時の書式)・4.3 節(旧式のゾーン名) |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- Received は経路上のサーバーが書くもので、送信元に近い部分は偽装できます。真正性は判定せず、書かれている内容を読むだけです。
- サーバー独自の形式(RFC 5321 に沿わない書き方)の行は、FROM や BY が取れずに警告になることがあります。
- 日時に含まれるゾーン名(EST など旧式のもの)は RFC 5322 の規則で換算しますが、実際の現地時刻とは異なる場合があります。
ご利用にあたって
- ヘッダーには個人のメールアドレスや IP アドレスが含まれます。このツールは端末の外へ送信しませんが、結果を他人に見せるときは該当部分を伏せてください。
- 結果は書かれた内容の整理で、経路や送信元が正しいことを保証するものではありません。